『Subnautica 2』を巡るKraftonとUnknown Worlds経営陣の対立が、また新たな展開を迎えました。裁判の末に復職したチャーリー・クリーバンCEOが、Kraftonが開発者向けボーナスの支払いに応じるや否や、あっさりと会社を去ることが報じられています。
ニュース概要

『Subnautica 2』の開発元Unknown Worldsを巡っては、親会社であるKrafton(『PUBG』などで知られる韓国のパブリッシャー)が創業メンバーであるクリーバン氏らを解任し、これに反発した元経営陣が訴訟を起こす事態となっていました。争点のひとつは、ゲームのローンチ時期に紐づく数億ドル規模とされる開発者向けボーナスの支払い義務。今回Kraftonがボーナスの支払いに応じることで合意した一方、法的手続きを経て復職したクリーバンCEOは即座に退任するかたちで決着が図られたと伝えられています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
「復帰して即退任」というのは一見奇妙に見えますが、要は訴訟の落としどころとして「一度復職を認める → 円満に退く形で退任 → その代わりボーナスは支払う」という調整がなされたのだと読み取れます。開発現場のスタッフからすれば、経営陣同士の泥仕合が長引くよりも、ボーナスが確実に支払われる形で決着したのは救いでしょう。ただ、Kraftonが当初「ローンチが遅れそうだからボーナスを払いたくない」という理屈で動いたと報じられていた経緯を踏まえると、ブランドイメージへのダメージは軽くありません。『Subnautica』シリーズは静かな海の探索という繊細な世界観が魅力の作品だけに、続編がこの騒動を乗り越えてきちんと完成に辿り着けるのか、いちファンとしても気を揉むところです。次に見たいのは訴状ではなく、深海のトレーラーですね。

