長い沈黙を破って復活する『Virtua Fighter Crossroads(バーチャファイター クロスロード)』。そのプロデューサーである山田リイチロウ氏が、シリーズを再び動かすうえで意外な作品からインスピレーションを受けていたことを明かしました。参考にしたのは、なんとHBOのドラマ版『ウォッチメン』だそうです。
ニュース概要

IGNのインタビューで、『Virtua Fighter Crossroads』プロデューサーの山田リイチロウ氏が、久しぶりの新作を作るにあたって参考にした作品としてHBOのドラマ『ウォッチメン』を挙げました。長期にわたり本編が動かなかったシリーズをどう現代に接続させるか、そのヒントを、原作コミックの数十年後を描いた続編ドラマの語り口から得たとのことです。格闘ゲームの新作としては珍しい引き合いに出しつつ、シリーズの過去と現在をつなぐ物語作りへの姿勢が語られています。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
格闘ゲームのプロデューサーが参考作品として挙げるのが海外ドラマ、それも『ウォッチメン』というのはかなり意外でした。HBOの『ウォッチメン』は、原作コミックから約30年後の世界を描き、旧作のキャラクターや事件を「歴史」として扱いながら新しい主人公と物語を紡いだ、いわば“正統な続編の作り方”のお手本のような作品です。『バーチャファイター』も、初代から30年以上が経ち、アキラやジャッキーといったレジェンドたちをどう現代に置き直すかは大きな課題のはず。単にキャラを並べて出すだけでなく、時間経過をきちんと物語に織り込む方向性なら、ドラマモードや世界観描写に相当力が入りそうです。対戦バランスばかり注目されがちなジャンルで、あえてストーリーテリングの参照元を語ってくれたのは、Crossroadsに込めた本気度の表れだと感じます。続報が楽しみです。

