『inKONBINI』レビュー紹介:深夜コンビニで「聞き手」になるストーリーゲーム

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1993年夏の田舎のコンビニ「ホンキポンキ」を舞台にしたストーリーゲーム『inKONBINI: One Store. Many Stories』のレビューがIGN Japanに掲載されました。深夜シフトで働く主人公・真琴の1週間を描く本作は、「コンビニシム」よりも「聞き手」としての体験に重きを置いた一作として紹介されています。

ニュース概要

inKONBINIレビュー

IGN Japanが『inKONBINI: One Store. Many Stories』のレビューを公開しました。舞台は1993年の日本の田舎町にあるコンビニ「ホンキポンキ」。主人公・真琴は叔母ひなが営むこの店で1週間の深夜シフトをこなします。プレイヤーは商品の品出しや発注、レジ打ち、来店客の対応などを行いますが、記事ではゲームの本質はコンビニ経営シミュレーションではなく、訪れる客たちの物語に耳を傾けることにあると評しています。『シェンムー』の精神性を受け継ぐ作品として位置づけられています。

出典: IGN Japan

ハマケンのひとこと

『inKONBINI』、発表当初から「日本の90年代コンビニ」というニッチで愛おしい題材で注目を集めていましたが、ふたを開けてみればコンビニ業務そのものは入り口にすぎず、本質は「来店する人々の人生の断片を聞く」ことだったというのは納得感があります。深夜のコンビニってたしかに、店員と客が一瞬だけ交差する独特の場ですよね。雑誌コーナーで立ち読みする人、決まった時間に同じものを買っていく常連、酔って絡んでくる人——あの空気をゲームに落とし込もうという発想自体が面白い。『シェンムー』の系譜と評されているのも興味を引きます。あちらも本筋より雑貨屋でガチャを回したり店主と話したりする時間こそが魅力でした。プレイヤーが主役ではなく「観察者・聞き手」になるゲームデザインは、ここ数年の小規模ストーリーゲームの一つの潮流。レジ打ちの手触りを楽しみつつ、誰かの人生を覗き見る——そんな夜更かしに合う作品になっていそうです。

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