PCゲーマーには気になる話題です。AMDがグラフィックスカードメーカー向けに提供している「GPUチップ+VRAM」のバンドル価格を引き上げるという報道が出ており、近い将来、店頭のRadeon製グラボの実売価格にも影響が及ぶ可能性が指摘されています。
ニュース概要

PC Gamerの報道によると、AMDはAIB(グラフィックスカードを製造するサードパーティメーカー)に販売しているGPUダイとVRAMのセット価格を引き上げる方向で動いているとのことです。背景にはAI向け需要の急拡大でメモリ供給が逼迫し、VRAM価格そのものが高騰していることがあると見られています。値上げ分は最終的に小売価格へ転嫁される可能性が高く、Radeonシリーズのグラボを検討中のユーザーは早めの購入判断が求められそうです。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
また「AI特需のしわ寄せ」がゲーマーに来る流れですね……。HBMだけでなくGDDR系のメモリも生産キャパがAI向けに振り分けられており、DRAM全体の相場が上がっている今、GPUメーカーが価格を据え置くのはさすがに厳しかったのだと思います。今回はAMD側の動きですが、NVIDIAやIntel Arcも無関係ではいられないはず。特にRadeon RX 9000シリーズは「性能あたりの価格」を武器にする戦略のはずだったので、この値上げが響けばコスパの魅力が薄れるのが心配です。年末商戦から年明けにかけて、ミドルレンジ帯のグラボが狙い目だと思っていた方は、セール情報をこまめにチェックしつつ、欲しいモデルが妥当な価格で出ているうちに確保しておくのが賢明かもしれません。自作PC計画中の方はメモリ・SSDを含めた「シリコン全般の値上がり」を前提に予算を組み直しておきたいところです。

