地下シェルター「サイロ」を舞台にしたディストピアSFドラマが、シーズン3で物語の作り方そのものを大きく変えてきました。Polygonのレビューによれば、過去と現在を行き来する構成へと舵を切り、息苦しさを増した世界観がさらに磨き込まれているとのことです。
ニュース概要

Apple TV+で配信中のSFドラマ「サイロ」が、シーズン3で新たな手法に踏み込みました。Polygonのレビューでは、複数の時間軸を交互に描く構成が採用され、サイロという閉鎖空間の歴史や謎をより深く掘り下げる作りになっていると評価しています。世界そのものを広げながらも、緊張感や閉塞感はむしろ増しているとのことで、シリーズの転換点として大胆な賭けが成功したと位置づけられています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
「サイロ」はヒュー・ハウイーの小説が原作で、地下に閉じ込められた人々の社会を描くディストピアSFとして、ゲーマー的にもかなり刺さる世界観なんですよね。「Fallout」のVaultシリーズや「BioShock」のラプチャーを思い出す方も多いはず。時間軸を切り替える構成は、ともすれば視聴者を置いていきがちな諸刃の剣ですが、サイロのように「なぜこの社会が成立したのか」という謎が中心にある作品とは相性抜群だと思います。過去パートで明かされる断片が、現在パートの何気ない描写の意味をひっくり返す——そんな仕掛けが機能していれば、ゲームでいうところの伏線回収の快感に近いものが得られそうです。閉鎖空間モノ好きとしては、今シーズンも夜更かし覚悟で追いかけたい一作ですね。

