『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』の開発元として知られるRockstar Gamesと、昨年同社を突然解雇された元従業員たちとの法廷闘争が新たな局面を迎えました。英国の労働審判所が、元スタッフ側が主張する「ブラックリスト化(業界内で再就職を妨害される行為)」に関する申し立てについて、本審理に進むことを認める判断を下しています。
ニュース概要

英国の雇用審判所が、Rockstar Gamesに対する元従業員らの法的請求のうち、ブラックリスト化に関する主張を訴訟から除外するという会社側の申し立てを退ける判断を下しました。対象となっているのは、昨年Rockstarから突如解雇されたスタッフたちです。彼らは解雇を労働組合の活動つぶしと結びつけて訴えており、本審理(最終トライアル)を前に、争点の一つが正式に審理されることが確定した形となります。
ハマケンのひとこと
『GTA6』の発売を控える中で、Rockstarの労務問題がここまで尾を引いているのは正直気になるところです。ブラックリスト化、つまり「業界内で再就職できないように手を回す」という主張が審理対象になったというのは、なかなか重い話。事実関係はこれから法廷で精査されるとはいえ、ゲーム開発者の労働環境や組合活動を巡る議論は、近年Activision Blizzardの組合結成やZeniMaxの動きなど、欧米のスタジオで確実にホットなテーマになっています。Rockstarほどの巨大スタジオの判例は、今後の業界全体の労務慣行にも影響を与えかねません。プレイヤーとしては『GTA6』の完成度に期待しつつも、その裏側で誰がどんな環境で作っているのか、という視点も忘れずに見守りたいニュースですね。

