かつて『エネミー・ゼロ』や『リアルサウンド 〜風のリグレット〜』で知られたゲームクリエイター故・飯野賢治氏が構想していた”1ドットゲーム”のアイデアが、17年の時を経て『ONE-DOT GAMES』として形になりました。無料コレクションとして配信が始まっています。
ニュース概要

飯野賢治氏がかつて温めていた「1ドット」をテーマにした極限までシンプルなゲーム群の構想を引き継ぎ、コレクション作品『ONE-DOT GAMES』として無料公開されました。画面に表示されるのは基本的に1つのドットのみという、ミニマルな表現に挑んだ作品集です。氏の没後も周辺のクリエイターによって企画が継承され、約17年を経て実際にプレイできる形に到達しました。
出典: GameSpark
ハマケンのひとこと
飯野賢治さんといえば「映像を見せずに音だけで物語る」リアルサウンドや、暗闇のなか音だけで敵を探すエネミー・ゼロなど、”引き算”の発想で勝負するクリエイターでした。その人が辿り着いた究極の引き算が「1ドット」というのは、考えてみればすごく筋が通っているんですよね。情報量を削れば削るほど、プレイヤーの想像力で余白が埋まる――その思想を地で行く企画だと思います。17年越しに形になったという点もグッときますし、関わったスタッフが思想を絶やさず温め続けてくれたこと自体がひとつの作品のようにも感じます。無料で誰でも触れるというのも、ゲームを「体験」として広く届けたかった飯野さんらしい着地かもしれません。実際にプレイしてどう感じるのか、これは早めに触っておきたい一本ですね。

