ホラー新作『Ill』ディレクター「ゴア表現が目的じゃない」と語る、目標はラヴェンホルム

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UKRAINE - 2025/07/16: In this photo illustration, a Stop Killing Games (SKG) logo of a consumer movement and initiative with the goal of preserving video games after they are taken offline, is seen on a smartphone screen and the European Union (EU) flag in the background. (Photo Illustration by Pavlo Gonchar/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)

過激な映像で注目を集めているホラー作品『Ill』。トレーラーではゾンビ化した赤ん坊の頭部破壊やナイフでの眼球えぐり出しといった衝撃シーンが連発されていますが、開発ディレクターは「単なるゴア(残酷描写)目当ての作品ではない」と発言。目指すのは『Half-Life 2』屈指の恐怖エリア「ラヴェンホルム」の再現だと明かしました。

ニュース概要

ホラーゲームIllの紹介画像

PC Gamerが報じたところによると、ホラーゲーム『Ill』のディレクターは、見る人を選ぶ生々しい映像表現について「グロさそのものを売りにしているわけではない」とコメント。インスピレーションの源は『Half-Life 2』の名物ステージであるラヴェンホルムで、当時プレイヤーを震え上がらせたあの空気感を、現代的な水準のグラフィックや演出で再構築することを狙っているとのことです。スプラッター描写は雰囲気作りのための手段だという立場を強調しています。

出典: PC Gamer

ハマケンのひとこと

ラヴェンホルムを引き合いに出してきた時点で、開発陣の本気度が伝わってきますね。あのステージが今もホラーゲーム史に残っているのは、ゾンビが大量に出てくるからではなく、神父グリゴリの存在、宗教的なモチーフ、罠を駆使した戦闘、そして閉ざされた町という舞台設定が全部噛み合っていたから。つまり「怖さの設計」が秀逸だったわけです。『Ill』のトレーラーが派手なゴア表現でバズっているのは事実ですが、ディレクターがあえて「ゴアポルノではない」と釘を刺したのは、過激さだけで判断されたくないという表れでしょう。問題は、ビジュアルの強烈さに物語や雰囲気がきちんと釣り合うか。映像のインパクトだけが先行して中身が伴わないホラーは過去にもありましたから、フルリリース時にラヴェンホルム級の「忘れられない恐怖」を生み出せるか、ハマケンとしては慎重に注目したいところです。

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