『Citizen Sleeper』で知られるGareth Damian Martin氏が、新作RPG『Signet City』について自ら語りました。プレイヤーが「寄生性の脳キノコ」となるという、独特すぎる一人称視点の”フンガルパンク”RPGです。
ニュース概要

Rock Paper Shotgunが、先日トレーラーが公開された『Signet City』について、開発者のGareth Damian Martin氏にインタビューを行いました。本作は宿主の脳に寄生するキノコを操作する一人称視点のRPGで、前作『Citizen Sleeper』シリーズのテキスト中心・ダイス運用といったスタイルから大きく方向転換しています。Martin氏は、慣れ親しんだフォーマットを繰り返すのではなく、あえてリスクを取って新しい表現に挑む理由について語っており、ジャンルや視点を含めて意欲的な実験作になる見込みです。
ハマケンのひとこと
『Citizen Sleeper』といえば、TRPG(テーブルトークRPG)的なダイス判定とシブいテキストで宇宙ステーションの人間ドラマを描いた名作で、続編まで高評価を得たシリーズです。そのMartin氏が次に選んだのが「脳に寄生するキノコの一人称RPG」というのは、正直予想の斜め上を行きすぎていて笑ってしまいました。ただ、これは単なる奇抜さ狙いではなく、「成功フォーマットの自己模倣」を避けるための意図的な選択なんでしょうね。Sleeperシリーズで培った”自己と身体の境界”というテーマ性は、寄生菌類というモチーフと相性抜群です。宿主の意識と寄生体の意思がどう絡み合うのか、テキストではなく一人称視点でどう描かれるのか、純粋に楽しみ。インディーRPGの作家性がここまで尖れるんだという好例として、続報を追いかけたい一本です。

