世界的に続くメモリ価格の高騰が、ついにAppleの製品ラインにも本格的な影響を及ぼし始めました。MacおよびiPadの一部モデルで価格が引き上げられ、Apple自身が「これほど急激な部品価格の上昇は経験したことがない」とコメントしたと報じられています。
ニュース概要

PC Gamerが報じたところによると、DRAMやNANDフラッシュの供給逼迫を背景に、Appleは複数のMacおよびiPadモデルの販売価格を引き上げました。値上げ幅は構成によって数百ドル規模に及ぶケースもあり、同社幹部は「コンポーネント価格がこれほど短期間でここまで上昇するのは前例がない」と語ったとされています。生成AI向けサーバー需要を中心にメモリの取り合いが起きており、PCやスマホ、ゲーム機を含む業界全体に影響が広がっている状況です。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
スケールメリットと長期契約で部品を押さえている印象の強いAppleですら値上げに踏み切ったというのは、メモリ不足がいよいよ本格的に深刻だという証拠だと感じます。生成AIブームでデータセンター向けのHBM(高帯域メモリ)にDRAMメーカーの生産能力が吸われ、コンシューマー向けのDDR5やLPDDR5、SSD用NANDまで玉突きで足りなくなる、という構図ですね。ゲーマー目線で気になるのはやはりPC自作市場で、年末以降にメモリ32GB構成や大容量SSDの価格がさらに跳ね上がる可能性は高そうです。次世代機の噂が出始めたPlayStationやXboxの原価にも影響しかねず、ハード価格が「下がらない時代」がしばらく続くかもしれません。買い替え予定がある方は、欲しい構成を早めに確保しておくのが無難だと思います。

