来週ついに発売を迎えるValveのリビング向けPC「Steam Machine」。ところがその裏では、世界的なRAM不足の影響で、出荷される個体ごとに搭載メモリの仕様が異なる可能性があるという、少し変わった事情が報じられています。
ニュース概要

GameSpotによると、Valveの新型ハード「Steam Machine」は来週の発売を控えているものの、そこに至るまでには大きな苦労があったとのこと。現在進行中のRAM供給不足の影響を強く受けており、その結果、購入したユーザーが手にする個体によって、搭載されているメモリの中身に違いが出る、いわば「メモリの当たり外れ」的な状況が生まれているそうです。Valveとしてもやむを得ない判断だったとされています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
近年のDRAM(コンピューターの主記憶用メモリ)価格高騰とAI需要による奪い合いは、ゲーム業界にもじわじわ影響していましたが、ついにValveの新ハードにまで波及してきた形ですね。同じ「Steam Machine」という製品名でも、内部のメモリチップが供給状況に応じて差し替えられるという運用は、PCに詳しい人ほど「ハズレを引いたらどうしよう」と気にしてしまうところ。とはいえValveはSteam Deckでも、後期モデルでひっそりとメモリを高速化していた前例があり、性能の底上げ方向ならむしろ歓迎されるパターンもありえます。重要なのは、Valveがスペック表記と実機の差をどこまで誠実に開示するか。発売直後はベンチマーク勢が一斉に分解・検証に走るはずなので、その結果を冷静にチェックしてから手を出すのが安全策かもしれません。

