『Subnautica 2』の開発を巡ってKraftonと開発元Unknown Worldsの創業メンバーが繰り広げてきた法廷闘争が、ついに和解というかたちで幕を閉じました。裁判所命令でCEOに復帰していたTed Gill氏も、この合意にあわせて再びその座を退くことになります。
ニュース概要

パブリッシャーのKraftonと、Unknown Worlds創業者3名(Charlie Cleveland氏、Max McGuire氏、Ted Gill氏)の間で続いていた『Subnautica 2』を巡る訴訟が、両者の和解によって終結しました。当初KraftonはGill氏らを解任していましたが、裁判所の命令によってGill氏はCEOに一時復帰。今回の合意に伴い、そのGill氏も退任することが決まりました。争点となっていた2.5億ドル規模のボーナス支払い問題を含め、両者は詳細を明かさない形での決着に至っています。
ハマケンのひとこと
『Subnautica』シリーズを愛してきた身としては、なんとも複雑な着地です。もともとの発端は、早期アクセス版のリリースが2026年へずれ込んだことでボーナスの支払い条件が満たされなくなるのでは、という疑念からのゴタゴタでした。創業メンバーが解任され、裁判所命令で一度戻り、そしてまた去っていく——という流れは、開発現場に相当な傷を残しているはずです。和解内容が非公開なのはビジネスとしては妥当ですが、ファンが気になるのは「で、『Subnautica 2』はちゃんと出るのか、そしてあの独特の空気感は保たれるのか」という一点に尽きます。Kraftonとしてはここから開発体制を立て直し、早期アクセス版の実際のクオリティで信頼を取り戻すしかないでしょう。深海の孤独感を丁寧に描いてきたシリーズだけに、続編もあの静かな怖さを裏切らないでほしいところです。

