昨年大ヒットを記録したRPG『Clair Obscur: Expedition 33』に出演した俳優が、ゲーム業界に対する演技畑からの見方が変わりつつあると証言しています。映画やドラマに比べて格下に見られがちだったビデオゲームの演技ですが、その潮目が変わってきたようです。
ニュース概要

『Clair Obscur: Expedition 33』に出演した俳優が、GameSpotの取材に応じ、これまで映画・テレビと比較して低く見られてきたゲームでの演技について、業界の認識が変化してきていると語りました。『The Last of Us』のような作品が積み重ねてきた評価に加え、昨年話題を呼んだ『Expedition 33』もまた、俳優が感情のこもった演技をゲームというデジタル媒体で十分に届けられることを示した一例として取り上げられています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
『Expedition 33』はフランスの新興スタジオSandfall Interactiveによる作品ながら、Andy Serkis氏やCharlie Cox氏といった豪華キャストを迎え、演技の質という点でも大いに注目を集めました。かつては「ゲームの仕事を受けるのは仕事を選べない俳優」という空気すらあったと聞きますが、モーションキャプチャ技術の進化と、『The Last of Us』のドラマ化に象徴される物語性の評価向上で、ゲーム=表現の場として認められる流れがようやく定着してきた印象です。映画一本の予算規模を超える大作も珍しくない今、優れた脚本と演出さえあれば俳優にとっても魅力的な仕事場になるはず。『Expedition 33』が新興スタジオの作品でありながらこの議論の中心に立てたこと自体、業界の地殻変動を象徴しているように感じます。

