欧州連合(EU)議会で「Stop Killing Games」運動を巡る議論が行われた中、スロバキアのミラン・ウーリック議員が論点をずらし、ゲーム業界における「ウォーク(社会的公正への過度な配慮)」批判を展開したことが波紋を呼んでいます。
ニュース概要

EU議会では、購入済みのゲームを長年プレイしてきたユーザーに対し、パブリッシャーがサーバーを維持し続ける義務を負うべきかどうかを問う「Stop Killing Games」運動が議題として取り上げられました。しかし、スロバキアのミラン・ウーリック議員はこの本筋から外れ、ゲーム業界に対する個人的な不満、特に「ウォークさ」や攻撃的な姿勢を批判する演説に時間を費やし、議論の方向性を混乱させたと報じられています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
「Stop Killing Games」は、もともと『The Crew』のサーバー停止をきっかけに広がった、購入したゲームが遊べなくなる問題への抗議運動です。デジタル販売が主流になった現在、「買った」はずのゲームが企業の都合で消えてしまう現象は、消費者保護の観点から本来真剣に議論されるべきテーマだと思います。それだけに、せっかくEU議会という大きな舞台に上がったタイミングで、ウォーク批判という別軸の話に脱線してしまうのは正直もったいない展開ですね。こうした政治的レトリックが混ざると、本来「ゲームの保存と所有権」というシンプルで重要な論点がぼやけ、運動自体が特定の思想と結びついていると誤解されかねません。署名を集めて欧州市民イニシアチブにまで持ち込んだ支援者たちの努力が、議論の質によって左右されないことを願いたいところです。

