2019年リリースの高評価RPG『Disco Elysium』を手がけたZA/UMスタジオが、全部門を対象に最大32名の人員削減を行うと発表しました。同スタジオは数年にわたる内部紛争や訴訟問題でも知られており、今回の報道はさらなる混乱を示す形となっています。
ニュース概要

『Disco Elysium』の開発元として知られるZA/UMが、「全部門にわたる」最大32名規模のレイオフを実施すると明らかにしました。同スタジオは、次回作『Zero Parades』を開発中である一方、2019年の『Disco Elysium』発売以降、元クリエイターたちとの法的・公的な対立が長年にわたって続いており、業界内でも注目を集めてきました。今回の人員削減は、こうした不安定な状況をさらに浮き彫りにするものとなっています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
ZA/UMをめぐる状況は、ここ数年で本当に複雑になってしまいました。『Disco Elysium』は、社会・労働・人間の尊厳といったテーマを深く掘り下げた作品として世界中のプレイヤーに絶賛されましたが、その制作を主導したロバート・クルヴィッツ氏らオリジナルクリエイターがスタジオを追われる形になったとされる一連の騒動は、ゲーム業界に大きな衝撃を与えました。そして今回、また大規模なレイオフです。
次回作『Zero Parades』の開発が続いているとはいえ、これだけの人員を削減しながら満足なクオリティの作品を届けられるのか、率直に心配になります。また「全部門を対象に」という表現は、特定のチームだけでなくスタジオ全体の体力が落ちている可能性を示唆しており、プロジェクトそのものの行方も気になるところです。『Disco Elysium』があれほど多くの人の心を動かしただけに、その遺産を受け継ぐはずのスタジオがこういった状況にあることは、ファンとして素直に残念です。続報を注視していきたいと思います。

