『South of Midnight』を手がけたカナダのスタジオ「Compulsion Games」で、複数の従業員がLinkedIn上で「求職中(open to work)」のステータスを掲げ始めたとPC Gamerが報じています。正式な人員削減の発表はないものの、Xbox傘下スタジオの先行きに不穏な空気が漂っています。
ニュース概要

PC Gamerによると、Microsoft傘下のスタジオであるCompulsion Gamesに在籍する複数のスタッフが、ここ最近相次いでLinkedInで求職活動中であることを示すサインを出し始めているとのこと。同スタジオは2025年4月にアクションアドベンチャー『South of Midnight』をリリースしたばかりです。記事では公式なレイオフ発表はまだ確認されていないものの、この動きはXbox部門で近く大規模な人員整理が行われるのではないかという憶測を裏付けるものではないか、と指摘されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
『South of Midnight』はアメリカ南部のフォークロアを題材にしたユニークな世界観で、個人的にもCompulsion Gamesのセンスを高く評価していただけに、この情報はかなり胸が痛みます。タイトル発売から半年強、開発の山を越えたタイミングでこうした動きが出てくるのは、ゲーム業界では残念ながら「お決まりのパターン」になってしまっている印象です。Microsoftはここ数年Activision Blizzard買収後の組織再編で、Arkane AustinやTango Gameworksの閉鎖など大鉈を振るってきました。LinkedInの「Open to Work」が増えるのは、現場のスタッフが社内の空気から何かを察知しているサインであることが多く、火のないところに煙は立たないものです。中規模で個性的な作風を持つスタジオが、AAA偏重の流れの中で居場所を失っていくとしたら、業界全体にとって大きな損失。何事もなく杞憂で終わってくれることを願うばかりです。

