Steam DeckやROG Allyに代表される携帯ゲーミングPC市場に、Intelが低価格帯を狙ったチップで参入を検討しているとの情報が浮上しています。
ニュース概要

Intelが携帯ゲーミングPC(いわゆるSteam Deckのような持ち運べるゲーミングPC)向けに、価格を抑えたチップの開発を進めている可能性があると報じられました。現在、この市場はAMD製チップがほぼ独占しており、Intelが食い込めるかどうかに注目が集まっています。ただし、PC Gamerの記事ではこの動きに対して懐疑的なトーンを崩しておらず、「実際に十分安く、かつ十分速いチップになるかどうかは疑わしい」という見方を示しています。あくまで現時点では噂・憶測の段階です。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
携帯ゲーミングPC市場は今や完全に「AMDの庭」といっても過言ではなく、Steam DeckはもちろんROG AllyやLenovo Legion Goにいたるまで、主要機のほぼすべてにAMDのAPU(CPUとGPUが一体になったチップ)が採用されています。そこにIntelが低価格路線で乗り込もうとしているわけですが、PC Gamer側の懐疑論はもっともだと感じます。
携帯機向けチップに求められるのは「価格」「性能」「消費電力(=バッテリー持ち)」の三拍子であり、これを同時に満たすのは非常に難しい。Intelはここ数年、内蔵GPU性能を着実に伸ばしてきてはいますが、AMDが積み重ねてきた携帯ゲーミング向けの最適化ノウハウを一気に追い越すのはハードルが高いでしょう。
一方で、競合が増えること自体は消費者にとってプラスです。もしIntelの参入が価格競争を生み出すなら、現状やや高止まりしている携帯ゲーミングPCの価格帯が下がるきっかけになるかもしれません。続報に期待しつつ、過度な期待は禁物というスタンスで見守りたいところです。

