『DOOM』や『Quake』を生み出し、FPS(一人称視点シューティング)というジャンルそのものの礎を築いてきたid Software。その「遺産」にどれほどの価値があるのか──PC Gamerが、Xboxを所有するMicrosoftの姿勢を問う踏み込んだ論考記事を掲載しました。
ニュース概要

PC Gamerが公開したオピニオン記事では、FPSというジャンルの心臓部ともいえるid Softwareを所有していながら、その価値を活かしきれていないのではないかというXboxへの疑問が投げかけられています。もし現在のオーナーがこのスタジオが持つ歴史的・文化的価値を見出せないのであれば、そもそもゲーム事業そのものへの姿勢が問われるのではないか──そんな挑発的なトーンで綴られた一本です。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
id Softwareといえば、『Wolfenstein 3D』から『DOOM』『Quake』へと連なる系譜で、3D FPSというジャンル自体を発明した伝説的スタジオです。ZeniMax買収を経てMicrosoft傘下に入り、直近では『DOOM: The Dark Ages』もリリースされたばかり。それだけに、業界内でXboxのファーストパーティ運営に対して厳しい目が向けられているタイミングでこの論考が出てきたのは象徴的だと感じます。近年のXboxは、Activision Blizzard買収後もスタジオ閉鎖やレイオフのニュースが目立ち、「歴史あるIPを抱えていること」と「それを大切に育てること」は別問題だという現実が突きつけられている印象です。値札のつけられない遺産をどう扱うのか──ユーザーとしても、単なるビジネス判断だけでは測れないものがあることを、企業側にはあらためて考えてほしいところですね。

