Microsoft傘下のXboxが実施した大規模な人員削減の波が、老舗スタジオBethesdaにも及びました。今回退社することになった中には、『The Elder Scrolls V: Skyrim』に登場する猫人種「カジート」やトカゲ人種「アルゴニアン」のビジュアルを手がけたアーティストも含まれており、その在籍期間は実に27年にわたるものでした。
ニュース概要

Xboxによる全社的なレイオフの影響がBethesdaにも波及し、長年在籍してきたベテランスタッフの離職が明らかになりました。対象者の中には、『Skyrim』の獣人種族であるカジートとアルゴニアンのキャラクターデザインを担当したアーティストが含まれています。同氏はBethesdaに27年間所属しており、シリーズの世界観を形作ってきた立役者のひとりでした。今回の人員削減は、スタジオが長年にわたって培ってきた技術的・文化的資産にとって、大きな損失となる可能性があります。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
27年という数字を見て思わず息を呑んでしまいました。『Morrowind』の時代からBethesdaを支え、『Oblivion』『Skyrim』と続くThe Elder Scrollsシリーズの独特なファンタジー美術を築いてきた方が、経営判断ひとつで職場を離れることになるというのは、ゲーム業界のシビアな現実を突きつけられる話です。特にカジートとアルゴニアンは、他のRPGにはない「タムリエル大陸ならでは」の空気感を担う象徴的な種族で、単にモデルが可愛い/カッコいいという以上に、文化・言語・立ち居振る舞いまで含めた設計が魅力でした。次回作『The Elder Scrolls VI』はまだ開発中とされていますが、こうしたベテランの暗黙知が失われた状態で、あの独特な種族表現をどう継承していくのか。Microsoft傘下となって以降のBethesdaの体制について、改めて気になるところです。

