『Batman: Arkham』シリーズで名を馳せたRocksteady Studiosが手がけた『Suicide Squad: Kill the Justice League』の商業的失敗について、当時プロジェクトを率いていた開発リーダーが「自分自身が崩壊していくのを感じた」と当時の心境を語り、ゲーム業界からの引退寸前まで追い込まれていたことを明かしました。
ニュース概要

2024年に発売された『Suicide Squad: Kill the Justice League』は、期待に反して商業的にも評価的にも苦戦を強いられた作品として知られています。海外メディアRock Paper Shotgunによる報道では、同作の開発を率いた人物が、リリース後に心身ともに大きなダメージを受け、ゲーム業界を去ることを本気で検討していたと告白したことが取り上げられています。長期にわたる開発、方向性の迷走、公の場での批判が重なり、精神的な限界に達していたとのことです。
ハマケンのひとこと
『Arkham』三部作という金字塔を打ち立てたRocksteadyが、なぜGaaS(運営型サービス)路線の対戦シューター寄り作品に舵を切ったのか、当時から疑問視する声は多かったですよね。結果として作品は迷走し、その責任を背負ったリーダーが「業界を辞めようと思った」と語るのは、あまりにも重い話です。ゲームの失敗は数字で語られがちですが、その裏には何年もそのプロジェクトに人生を注いだ人たちがいるという事実を、改めて突きつけられます。個人的に気になるのは、こうした告白が今のタイミングで出てきたこと。パブリッシャー主導のトレンド追従がスタジオの個性を殺してしまう構造は、Rocksteadyに限らず海外AAA全体の課題です。開発者が潰れずに、得意分野で挑戦できる環境作りが、これからの業界には本当に必要だと感じます。

