Rebellion CEOが語る生成AI不使用の方針と「議論はもっと丁寧に」の真意

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『Sniper Elite』シリーズや昨年話題となった『Atomfall』を手掛けるイギリスのスタジオRebellionが、自社ゲームに生成AIを使う予定はないと明言しました。一方で、CEOのJason Kingsley氏は生成AIを巡るネット上の議論のあり方そのものに疑問を投げかけています。

ニュース概要

Rebellion CEOが生成AIについて言及

RebellionのCEO Jason Kingsley氏はGameSpotの取材に応じ、自社のゲーム画面上で生成AI(指示に応じて文章や画像を自動生成する技術)を使う考えは持っていないと述べました。「我々がやるべきことではない」と語る一方で、この話題についてオンライン上で建設的に議論することが「非常に難しくなっている」とも指摘。賛成・反対の二択ではなく、もっと細やかなニュアンスを踏まえた対話が必要だという立場を示しています。

出典: GameSpot

ハマケンのひとこと

「使わない」と明言しつつ「議論はもっと丁寧であるべき」と添えるあたり、Kingsley氏のバランス感覚を感じます。確かに昨今は、開発の裏側で翻訳支援やバグ検出など補助的に使うケースから、最終成果物のアートやセリフ生成にまで使うケースまで、ひとくちに「生成AI利用」と言っても幅が広いんですよね。それを全部まとめて「AI使用=悪」と断じてしまうと、現場のリアルな選択肢を狭めることにもなりかねません。Rebellionは『Atomfall』で見せたように、独自の世界観や手作り感のある演出で評価されているスタジオです。だからこそ「画面に出るものは人の手で」というポリシーには説得力があります。今後ほかの中堅・大手スタジオがどんなスタンスを表明していくのか、業界の地図がはっきり見えてくる時期に入ったのかもしれません。

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