IO Interactiveが手がける『007 First Light』の好調な滑り出しを受けて、続編の存在が現実味を帯びてきました。ただし気になる動きとして、もし続編が制作される場合、そのパブリッシャーは現行作と同じ体制ではなく、ジェームズ・ボンドの新たな権利保有者であるAmazonが担うことが明らかになっています。
ニュース概要

『ヒットマン』シリーズで知られるIO Interactiveが開発中の『007 First Light』は順調なスタートを切っており、開発元はかねてより三部作構想に言及してきました。一方Eurogamerの報道によれば、シリーズの今後の展開において、続編が制作される場合のパブリッシング権はジェームズ・ボンドIPの新たな保有者となったAmazonが握ることになるとのことです。Amazonはボンドの権利を取得したことで、ゲーム展開にも本格的に関与する姿勢を示しています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
これ、なかなか複雑な構図ですよね。IOIは『ヒットマン』で培ったセルフパブリッシング体制を活かして『First Light』を自社流通で送り出してきましたが、続編からはAmazonがパブリッシャーとして上に立つ可能性が高い、という話です。クリエイティブの主導権がどこまで開発側に残るのか、地味に気になるところ。Amazonはご存じの通り映画『007』シリーズの権利をMGM買収を通じて手中に収め、最近は次の映画版の方向性でも大きく動いていますから、ゲーム部門でも「ブランドの統一感」を強く打ち出してくる可能性があります。IOIの三部作構想が外部の意向で軌道修正される展開は避けてほしいところですが、一方でAmazonの資本力が宣伝・展開規模を底上げする効果も期待できそう。まずは1作目の完成度をしっかり見届けたいですね。

