『ファイナルファンタジーVII リバース』のディレクターを務めた浜口直樹氏が、長年議論の的となっている「リアルタイム制 vs ターン制」のRPG戦闘システムについて見解を語りました。若い世代ほどリアルタイム寄りの体験を求める傾向にある、というのが氏の見立てです。
ニュース概要

『FF7 リバース』の浜口直樹ディレクターが、海外メディアの取材に応じ、RPGの戦闘形式に関する持論を披露しました。氏によれば、若年層プレイヤーはコマンド入力で進行するターン制よりも、リアルタイムに動かして手応えを得られるアクション寄りの戦闘を好む傾向が強まっているとのこと。一方で、ターン制(交互に行動を選ぶ伝統的な戦闘形式)そのものについては「普遍的な魅力を持つ」と評価しており、否定する意図はないとしています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
この話題、ちょうど『メタファー:リファンタジオ』や『ペルソナ』シリーズなど純ターン制のJRPGが世界的に高評価を受けている裏で出てきたあたりが面白いですよね。浜口氏の発言は「ターン制を否定」ではなく、あくまでFF7リメイクプロジェクトがアクション寄りに舵を切った理由付け、という印象を受けました。実際、FF7リバースの戦闘はATB(時間経過で行動ゲージが溜まる仕組み)とアクションのハイブリッドで、操作技術と戦略性の両立を狙った設計です。若年層を取り込みたい大型タイトルほどリアルタイム化が進む一方、中規模スタジオがじっくり考えるターン制で個性を出す、という棲み分けが進みそうな気がします。むしろ「FFらしさ」をどう定義するかという、より根の深い議論につながっていきそうな発言だと感じました。

