海外メディアPolygonが、スター・ウォーズ前日譚三部作におけるアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラの恋愛描写について、「ネタにされがちだが実は三部作の根幹を支えている」と再評価するコラムを公開しました。
ニュース概要

Polygonに掲載されたコラムでは、『エピソード2/クローンの攻撃』などで描かれるアナキンとパドメのロマンスが、公開当初から「ぎこちない」「不自然」とファンの間で笑いのタネになってきたことを取り上げつつ、この関係性なしでは前日譚三部作の物語そのものが成立しないと主張しています。二人の不器用な恋愛描写こそが、後のアナキン堕落の伏線として機能しているという視点です。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
「砂は好きじゃない」の名(迷)台詞に代表されるように、アナキンとパドメの恋愛シーンは長年ミーム化されてきましたが、あらためて考えると、あの浮世離れした純朴さこそが後の悲劇に説得力を与えているとも言えます。もしアナキンが「大人の恋愛」を器用にこなすキャラだったら、パドメを失う恐怖に取り憑かれてダークサイドに堕ちる流れがここまで重く響かなかったはず。ゲーム的に言えば、『Star Wars Jedi』シリーズや『バトルフロント』でアナキンを操作する時に感じる「危うさ」の源泉も、あのぎこちない愛情表現にあるように思います。ジョージ・ルーカスの脚本は不器用と言われがちですが、キャラクター造形としては一貫していて、シスの復讐の絶望感につながる大事な布石なんですよね。時が経つほど再評価される類の物語だと感じます。

