サービス終了から10年以上が経過してもなお、コミュニティの手で運営され続けてきた「Star Wars Galaxies: Legends」が、旧怨を抱えたとされるRedditモデレーターによる不正アクセスを受けたと報じられました。
ニュース概要

2003年に発売され2011年に正式サービスを終えたMMORPG(大規模多人数参加型オンラインRPG)「Star Wars Galaxies」は、現在もファン運営のコミュニティサーバー「Legends」として稼働しています。今回、このLegendsサーバーが不正アクセスの被害を受けたと報告されました。報道によれば、実行者とされる人物はRedditのモデレーターであり、過去の遺恨を動機としていたとされます。さらに、今回の攻撃にはAIが補助ツールとして用いられた疑いがあります。運営チームはこの件について「動揺していないわけではないが、コミュニティに対して誠実であり続け、Legendsの魅力を守ることに集中する」として、ユーザーへの情報公開を優先する姿勢を示しました。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
この一件で個人的に気になるポイントが二つあります。ひとつは「AIが攻撃に使われた疑い」という点です。AIの活用が進むにつれて、ゲームの開発や運営サポートといったポジティブな用途だけでなく、こうした悪意ある行為に利用されるリスクも現実のものになってきました。ファンサーバーは企業の大規模セキュリティ体制を持たないぶん、こういった攻撃に対してより脆弱になりがちです。今後、コミュニティ運営サーバー全体が同様のリスクに直面していく可能性は十分あり得ます。
もうひとつは「旧怨(primeval grudge)」という表現が示す動機の古さです。「Star Wars Galaxies」が正式サービスを終えたのは2011年。それ以前の出来事に起因するとすれば、10年以上前の因縁ということになります。コミュニティの歴史が長ければ長いほど、内部の複雑な人間関係も積み重なります。それがこういう形で表面化するのは、ファンによるゲーム継続の難しさの一面でもあると感じます。運営側が隠蔽せずにコミュニティへ誠実に向き合う姿勢を選んだことは、長年プレイヤーを支えてきたチームとして誠実な対応だと思います。

