『GTA』シリーズで知られるRockstar Gamesが、2006年に突如としてリリースした卓球ゲーム『Rockstar Games Presents Table Tennis』。当時は「なぜ卓球?」と首をかしげたファンも多かった本作ですが、発売から20年経った今、海外メディアPolygonがこの異色作を「現在のRockstarへの転換点だった」と再評価しています。
ニュース概要

Polygonが、2006年にXbox 360向けに発売された『Rockstar Games Presents Table Tennis』の20周年を機に特集記事を掲載しました。同作はオープンワールドや犯罪劇とは無縁の純粋なスポーツシム(シミュレーション)であり、当時のRockstarとしては異色のタイトル。しかし記事では、この一作がスタジオにとって新たな時代の幕開けであり、後の『GTA IV』、ひいては現在開発中の『GTA 6』へと続く道筋を作ったと位置付けています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
『Table Tennis』が重要視されるのは、Rockstarが内製エンジン「RAGE(Rockstar Advanced Game Engine)」を初めて投入したタイトルだったからなんですよね。汗の表現や選手の筋肉の動きといった細かな描画は当時かなり話題になりましたが、その技術はそっくりそのまま『GTA IV』のリバティーシティに受け継がれ、以降『Red Dead Redemption』『GTA V』『RDR2』とRockstar作品の屋台骨を支え続けています。つまり、犯罪も銃撃もない地味な卓球ゲームが、結果的に世界で最も売れているゲーム群のテクノロジー基盤になったわけです。『GTA 6』ではRAGEがどこまで進化しているのか、そう考えると20年前のあの一本がいかに重要だったか、感慨深いものがありますね。Switch 2やPCでひっそり復刻してくれないかなと、ちょっと期待しています。

