『GTA 6』のゲームプレイ映像を流出させた人物を突き止めるため、Take-Twoが法的手段に踏み切りました。その矛先はMicrosoftとDiscordという巨大プラットフォームに向けられています。
ニュース概要

Take-Twoは、『GTA 6』のゲームプレイ映像をオンラインに流出させた人物を特定する目的で、米国の連邦地方裁判所に複数の召喚状(サブポーナ)を申請したと報じられています。召喚状の対象はMicrosoftとDiscordの2社で、OneDriveのデータ、Xboxアカウント情報、そしてDiscordのユーザー情報など、流出者の身元につながりうるあらゆるデータの提出を求めているとのことです。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
『GTA 6』の大規模リーク事件といえば、2022年に約90本もの開発中映像が流出した、ゲーム史上でも類を見ない規模の情報漏洩として記憶されている方も多いと思います。当時すでに10代の容疑者が英国で逮捕・起訴されていますが、今回Take-TwoがMicrosoftとDiscordへの召喚状という形で改めて法的アクションを起こしてきた点が注目どころです。
召喚状(サブポーナ)は裁判所が企業に対してデータ提出を強制できる法的手続きで、任意の情報提供依頼とは重みがまったく異なります。OneDriveやXboxアカウントのログが対象に含まれているということは、流出した映像ファイルのアップロード経路やアカウントの紐付けを追おうとしているのではないでしょうか。Discordはゲームコミュニティで広く使われているチャットプラットフォームで、流出映像の拡散ルートとして使われた可能性もあります。
Rockstar Gamesにとって、長年開発してきた超大作の内部映像が外部に漏れることは、開発者の士気や企業秘密の観点から非常に深刻な問題です。今後の訴訟の行方や、プラットフォーム側がどこまでデータを開示するかも含め、業界全体のリーク対策に影響を与えうる動向として引き続き注目していきたいと思います。

