「Epic Mickey」開発者スペクター氏、引退前にチームへの感謝を語る

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40年以上にわたりゲーム開発の最前線に立ってきたウォーレン・スペクター氏が業界からの引退を発表。去り際に、2010年作品「Epic Mickey」を支えたチームへの敬意を改めて表明しました。

ニュース概要

Epic Mickey ゲーム画面

『Deus Ex』シリーズなど数多くの名作を手がけてきたウォーレン・スペクター氏が、ゲーム開発者としての引退を発表しました。引退にあたって同氏が強調したのは、2010年にWii向けに発売したアクションゲーム「ディズニー エピック ミッキー」の制作チームへの感謝です。同作はウォルト・ディズニーが生み出した最初期のキャラクターであるウサギの「オズワルド」を現代のゲームに復活させた作品として知られており、スペクター氏はそのチームの貢献が正当に評価されてほしいと語っています。

出典: GameSpot

ハマケンのひとこと

オズワルドというキャラクターを知らない方も多いかもしれませんが、実はミッキーマウスよりも前にウォルト・ディズニー自身が生み出したウサギのキャラクターなんです。権利関係の問題から長らくディズニーの表舞台から姿を消していたオズワルドを、スペクター氏率いるチームは「Epic Mickey」でゲームの主要キャラクターとして復活させました。その影響もあってか、現在ではディズニーパークのグッズや公式コンテンツにもオズワルドが登場するようになっています。

スペクター氏は「Deus Ex」(プレイヤーが自由な方法で目標を達成できる「イマーシブシム」と呼ばれるジャンルの先駆け的作品)など、業界の歴史に名を残すタイトルを複数手がけてきた人物。その彼が引退というタイミングで真っ先に口にしたのが自分の実績ではなくチームへの感謝というのは、いかにも長年の現場人らしい姿勢だと感じます。「Epic Mickey」はWiiならではの操作性への賛否もあった作品ですが、オズワルドを掘り起こした文化的意義は確かに再評価されてもいい。スペクター氏の「忘れないでほしい」という言葉には、その思いが凝縮されているように思います。

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