「The Lost Wild」と幻の「Everwild」、恐竜デザインに宿る共通の哲学

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開発中の恐竜サバイバルゲーム「The Lost Wild」と、Microsoftのスタジオ再編によって開発中止となった「Everwild」——一見まったく別物のこの2作品に、デザイン哲学の深いつながりがあることを、両作品に携わった開発者が明かしました。

ニュース概要

The Lost Wildのゲーム画面

Rareのデザインディレクターを務めた経歴を持つGary Napperが、現在手がけている恐竜サバイバルゲーム「The Lost Wild」と、Rareが開発していた幻の自然探索ゲーム「Everwild」の間にある共通点を語りました。「Everwild」はXboxを巡る大規模なレイオフの影響でキャンセルされた作品ですが、Napperによれば両作品には「間近で見ても破綻しない、生き物としての説得力と一貫性」という同じ設計思想が流れているとのことです。プレイヤーが生き物に近づいたときにこそ本物らしさが試されるという考え方が、「The Lost Wild」の恐竜表現の根幹を成しているようです。

出典: Rock Paper Shotgun

ハマケンのひとこと

「Everwild」はトレーラーが公開された当時、その幻想的な映像美と独特の世界観で多くのゲームファンを惹きつけながら、結局プレイできることなく消えてしまった作品です。その意味では、今回の話はちょっと切ない背景を持っています。ただ、Napperがそこで培った思想を「The Lost Wild」に持ち込んでいるとすれば、ある種”遺志の継承”とも受け取れます。

「間近で見ても説得力がある」という基準は、ゲームの生き物表現において実はとても厳しいハードルです。遠景では迫力があっても、近寄るとアニメーションや挙動が雑になりがちなゲームは少なくありません。それをクリアできるかどうかが、恐竜サバイバルというジャンルにおいて没入感を左右する大きなポイントになると思います。「The Lost Wild」はまだ発売前ですが、このデザイン哲学がゲームプレイ全体にどう反映されているか、実際に手を動かして確かめてみたいところです。Rareで磨かれた感性がインディー作品にどう花開くか、注目しています。

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