Xboxで続く人員削減を巡り、SNS上ではXbox新CEOのAsha Sharma氏の出自を標的とした人種差別的な陰謀論が拡散していました。これに対しMicrosoftが公式にコメントを出し、事実と異なる主張を明確に否定する事態となっています。
ニュース概要

Xbox部門で行われた大規模なレイオフ(人員整理)を受け、SNSではXboxのCEOに就任したAsha Sharma氏をターゲットに「外国出身者が米国の雇用を奪っている」といった論調の書き込みが広まりました。これを受けMicrosoftは、Sharma氏が米国で生まれ育ち教育も米国で受けた人物であることを明言。レイオフへの批判自体は当然あり得るものの、そこに人種的な偏見を持ち込むのは筋違いだという立場を示した形です。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Xboxのレイオフに関しては、閉鎖されたスタジオや中止されたプロジェクトを踏まえて「経営判断として妥当だったのか」という論点で議論すべきだと思うのですが、話題が経営陣個人の出自にすり替わってしまうのは残念な流れです。ゲーム業界に限らず、大規模な組織変更が起きるたびに「誰かひとりを悪役にする」空気がSNSで生まれやすく、それが差別的な言説と結びつくと本質的な批判まで一緒に薄まってしまいます。Microsoftがわざわざ公式に反論せざるを得なかったこと自体、陰謀論が無視できない規模まで広がっていた証拠でしょう。ゲームファンとしては、Xbox部門が今後どんな作品を届けてくれるのか、そして削減された現場のクリエイターたちがどこへ行くのかにこそ、しっかり注目していきたいところです。

