『インセプション』『オッペンハイマー』などで知られるクリストファー・ノーラン監督が、メインストリームの映画製作について「無難に作ることこそが最大のリスクだ」と発言しました。次回作『The Odyssey(オデュッセイア)』を控える巨匠ならではの一言です。
ニュース概要

IGNが伝えたところによると、現在『The Odyssey』を製作中のノーラン監督が、大作映画の作り手たちに向けてメッセージを発信しました。曰く、ヒットを狙うがゆえに守りに入った企画こそが最も大きなリスクを抱えており、成功を望むなら積極的に挑戦すべき、というのが趣旨です。近年のハリウッドで続編やリメイクが目立つ中、オリジナル作品で興行的にも評価面でも結果を出してきた監督ならではの提言と言えます。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
この発言、実はゲーム業界にもそのまま刺さる話だと感じました。続編やリブート、実績のあるフォーマットの焼き直しが安全パイとされる構図は、映画もゲームもそっくりです。けれど近年のヒット作を見ると、『バルダーズ・ゲート3』にしろ『エルデンリング』にしろ、むしろ「こんなボリュームと自由度、本当に成立するの?」という野心的な挑戦こそがプレイヤーの心を掴んでいます。ノーラン監督自身、3時間の伝記映画『オッペンハイマー』を世界的大ヒットに導いた実績がありますから、説得力が違いますよね。次回作『The Odyssey』はホメロスの叙事詩を題材にした超大作とされており、IMAXでの大規模撮影も話題。「守らない」を体現する一作になりそうで、公開が楽しみです。

