『Detroit: Become Human』で知られるQuantic Dreamが、人員削減計画を巡って大きく揺れています。フランスのゲーム業界労組STJVがストライキを呼びかける中、開発中の『Star Wars Eclipse』について、現場のスタッフが「このままでは作り切れない」と訴えているとの報道が出てきました。
ニュース概要

フランスのゲーム業界労働組合STJVが業界全体のストライキを呼びかけ、その第一歩としてQuantic Dreamのスタジオ前でピケが張られました。同組合によると、「内部再編」の名目で115人の雇用が削減対象になる見込みとのこと。さらにRock Paper Shotgunが伝えた報道では、現在開発中の『Star Wars Eclipse』について、スタッフ側が「予定通りの人員削減が行われれば、文字通り完成させることはできない」と訴えているとされています。
ハマケンのひとこと
『Star Wars Eclipse』は2021年のThe Game Awardsで発表されてから、長らく続報が乏しいタイトルです。スター・ウォーズの「ハイ・リパブリック」時代を舞台にしたアクションアドベンチャーで、Quantic Dreamが得意とする選択分岐型のドラマと、ディズニー直系の人気IPが組み合わさるという、なかなか野心的な企画だと見ていました。ただ、開発が難航しているという噂はかねてから囁かれており、今回の「人が減ったら完成しない」という現場の声は、その内情を裏付ける形にも見えます。Quantic Dreamは2022年にNetEase傘下となっていて、親会社の方針が今回の再編にどう絡んでいるのかも気になるところです。クリエイティブな大作ほど、結局は人の数と時間で支えられているという当たり前の事実が、こうして表に出てくるのは少し寂しいですね。続報を注視したいと思います。

