ファンタジー小説『氷と炎の歌』シリーズの第6巻『The Winds of Winter(邦題:冬の狂風)』が、ある“不名誉な”節目を迎えてしまいました。前作『A Dance with Dragons』からの空白期間が、なんとシリーズ第1巻から第5巻までの執筆にかかった年月を上回ったというのです。
ニュース概要

米メディアPolygonが報じたところによると、ジョージ・R・R・マーティン氏が手がける長編ファンタジー『氷と炎の歌』の第6巻『The Winds of Winter』の発売を待つ期間が、ついに第1巻から第5巻までを書き上げるのに要した年数を超えてしまったとのこと。前巻『A Dance with Dragons』が出たのは2011年で、そこから10年以上が経過しても続巻はいまだ刊行されていません。シリーズの完結は第7巻『A Dream of Spring』を予定していますが、そちらの見通しも立っていない状況です。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
ゲーマー的に他人事と言えないのが、この『氷と炎の歌』の世界観をベースにしたゲーム作品が複数存在することなんですよね。FromSoftwareがマーティン氏と組んで世界観を構築した『ELDEN RING』はもちろん別作品ですが、純粋な『ゲーム・オブ・スローンズ』関連でもTelltale製のADVや、最近では『Game of Thrones: Kingsroad』などが展開中。原作の完結が見えないことは、新作ゲームのストーリー展開や、HBOドラマ版の今後の派生作品にも少なからず影響しそうです。とはいえ、急かしてもいい作品が出るわけではないのが創作の難しいところ。マーティン氏は『ELDEN RING』DLC『Shadow of the Erdtree』の世界観監修にも関わったと噂されており、本人としてはむしろゲーム畑のほうが筆が乗っているのでは……なんて勘繰りたくなる節目でもあります。

