『PUBG』の生みの親として知られるブレンダン・グリーン氏(通称PlayerUnknown)が、自身のスタジオ「PlayerUnknown Productions」の体制を縮小すると明らかにしました。サバイバル作品『Prologue: Go Wayback!』を手がける同スタジオは、追加の資金調達に苦戦しているとのことです。
ニュース概要

『PUBG』を世に送り出したブレンダン・グリーン氏は、自身が率いるPlayerUnknown Productionsについて、資金確保が難航した結果、より小規模なチームでの運営に移行することを公表しました。グリーン氏はスタッフのプロ意識に感謝を述べたうえで、現在Steam早期アクセスで配信中のサバイバル作品『Prologue: Go Wayback!』の開発自体は継続していく姿勢を示しています。同スタジオは、広大な地形を自動生成する技術や、将来的な大規模仮想空間「Artemis」構想を掲げて活動してきました。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
バトロワブームの火付け役となった人物が、現在こうした厳しい状況に立たされているというのは、ゲーム業界の難しさを象徴しているように感じます。グリーン氏が掲げる「Artemis」構想は、地球サイズの仮想空間をAIで生成するという壮大なもので、技術的にも野心的すぎるがゆえに、投資家から見れば回収の見えにくいプロジェクトに映るのかもしれません。『Prologue: Go Wayback!』は、その壮大な計画への第一歩として位置づけられていただけに、ここで失速してしまうのは惜しいところ。とはいえ、開発を完全に止めるのではなく、少人数で前進する道を選んだ点には、ゲーム作りへの強い意志を感じます。近年は大手スタジオでもレイオフが相次いでいますが、独立系のクリエイターが自分の夢を追い続けられる環境がもう少し整ってほしいなと、改めて思わされるニュースでした。

