米メディアPolygonが、2019年放送のHBOミニシリーズ「チェルノブイリ」を週末イッキ見作品として改めて取り上げました。史上最悪と言われる原発事故そのものの恐怖だけでなく、それを引き起こした「組織の機能不全」に焦点を当てた作品として再評価しています。
ニュース概要

Polygonの週末特集記事として、HBOが2019年に放送したミニシリーズ「Chernobyl(チェルノブイリ)」が紹介されました。1986年にソビエト連邦で発生した原子力発電所事故を題材にした全5話のドラマで、放射線災害の生々しさだけでなく、事故を拡大させた官僚機構や情報隠蔽といった「制度そのものの欠陥」を冷徹に描いた点を、記事は作品の核として位置付けています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
「チェルノブイリ」は放送当時、IMDbの歴代ドラマ評価で一時1位になったほどの作品で、改めて取り上げられるのも納得です。個人的に印象深いのは、災害そのものよりも「真実を口にできない空気」を淡々と積み上げていく演出。化け物が出るわけでもないのに、官僚たちの会議シーンが一番怖いという珍しい作りです。
ゲームファン目線で言うと、この作品は『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズや『Atomic Heart』、さらには『Metro』シリーズなど、旧ソ連圏の重厚な空気感を持つゲームが好きな人にこそ刺さる一作だと思います。立入禁止区域(ゾーン)の現実側を知ってからゲームに戻ると、フィクションの説得力が一段違って見えるはず。週末にじっくり腰を据えて観たいタイプの作品ですね。

