もふもふの動物たちが取っ組み合いを繰り広げるカジュアル格闘ゲーム「Party Animals」を手がけるRecreate Gamesが、AIを活用した動画コンテストの実施をめぐってコミュニティから強い反発を受け、謝罪に追い込まれました。
ニュース概要

「Party Animals」の開発元Recreate Gamesが、ゲームを題材にしたAI生成動画コンテストを企画したところ、プレイヤーやクリエイターから批判が集中する事態となりました。手描きやハンドメイドの制作活動を軽視するのではないか、という懸念が広がったことを受け、同スタジオは「手作業による制作を否定したり、クリエイターに対して敬意を欠いたりする意図はなかった」と釈明し、企画について謝罪する声明を発表しています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
「Party Animals」はファンアートや動画クリエイションが盛んなタイトルなので、よりによってここでAI生成動画コンテストを打ち出してしまったのは、コミュニティの空気を読み切れていなかったのかなと感じます。ファンが手間ひまかけて作ってきたMAD動画やイラストの土壌があるからこそゲームが盛り上がってきた経緯を考えると、AIコンテストはそれを軽んじていると受け取られても仕方ない面はありそうです。生成AIをめぐる議論は今やゲーム業界全体のホットイシューで、Activision系タイトルや各種パブリッシャーでも同様の摩擦が起きています。スタジオ側にAI活用を進めたい事情があるのは理解できますが、まずは既存のクリエイターをどう尊重しながら共存させていくか、その設計を見せてくれないとファンの納得は得られにくいでしょうね。今回の謝罪を機に、コミュニティとの関係を丁寧に立て直してほしいところです。

