Rockstar Gamesが、GTA 6で取り上げる風刺の題材について慎重に選別していると明かしました。特定の政治的話題やインターネットミームは陳腐化するスピードが早く、作品の寿命を縮めかねないというのがその理由です。
ニュース概要

アメリカ社会への痛烈な風刺で知られるGTA(グランド・セフト・オート)シリーズですが、Rockstar Gamesは次作GTA 6における風刺コンテンツの扱いに細心の注意を払っていると説明しています。具体的には、ごく短期間で消費される政治的ネタやネットミームは「あっという間に時代遅れになる」と判断しており、そうした一過性のトレンドに依存しない題材選びを意識しているとのことです。大作として長く遊ばれることが前提となる同シリーズだからこそ、流行の賞味期限を意識した制作姿勢が求められていることがわかります。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
これは非常に面白い視点だと思います。GTA 5が2013年にリリースされてから今もなおプレイされ続けていることを考えると、Rockstarの懸念はきわめて現実的です。仮にGTA 6がリリース時点で話題のミームを大量に詰め込んだとしても、3〜5年後に遊ぶプレイヤーには「これ何のネタ?」となるシーンが増えてしまいます。笑いの鮮度が落ちるどころか、ゲーム全体の世界観の説得力まで薄れかねません。
逆に言えば、GTA 6では格差社会・メディアリテラシー・企業文化といった、時代を超えて通じる構造的な問題への風刺に力点が置かれる可能性が高いと予想します。GTA 5がFacebook風SNSやリアリティTV番組を皮肉った手法も、特定の固有名詞に寄りかかりすぎず「文化そのもの」を笑い飛ばすスタイルだったからこそ、今でも古びていない部分があります。GTA 6でも同じ方向性でいくなら、むしろ風刺の質が上がる可能性があり、そちらのほうがシリーズファンとしては嬉しいところですね。

