音だけを頼りに進む新作『Coloratura』、開発思想を公式ブログが公開

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視覚に頼らず、音と空間認識だけで世界を旅する——そんな異色のコンセプトを掲げたゲーム『Coloratura(コロラトゥーラ)』の設計思想が、PlayStation公式ブログで語られました。ゲームジャムから生まれた小さな試作が、本格的なタイトルへと育っていった経緯にも触れられています。

ニュース概要

Coloraturaの世界観イメージ

『Coloratura』は、単なる音声ガイド付きのゲームではなく、目を閉じたままでもプレイ可能な体験を目指して開発されている作品です。プレイヤーは空間の把握と感覚的な知覚を頼りに三次元空間を移動していきます。原型となったのはゲームジャムで作られたプロトタイプ『Museful』で、ここで音だけを手がかりにした立体的な移動が実際に成立することが確認され、本作の開発へとつながったとのことです。

出典: PlayStation Blog

ハマケンのひとこと

「音だけで遊べるゲーム」というコンセプトを聞いて真っ先に思い浮かんだのが、2010年代に話題になった『Papa Sangre』や、日本でもロングセラーの『暗闇の中で』シリーズです。ただ、あの頃と比べると立体音響の技術は段違いに進化していて、PS5のTempest 3Dオーディオ(立体的な音の定位を再現する技術)を活かせば、頭を動かしただけで空間の広がりを感じ取れるレベルの表現が可能になっているはずです。ゲームジャムの試作からきちんと「三次元移動が音で成立するか」を検証してからスケールアップしているという開発の進め方も堅実で、単なるチャレンジ企画ではなく本気で新しい遊びを設計しにいっている印象を受けます。晴眼者にとっては新鮮な感覚体験に、視覚障害を持つプレイヤーにとっては待望のフルアクセシブルな作品になり得るタイトルとして、続報を追いかけたいですね。

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