『進撃の巨人』の作者・諫山創氏が、賛否両論を呼んだ物語の結末について、自身の率直な思いを語りました。主人公エレン・イェーガーへ寄せた感情移入が、作品全体のトーンとの整合性を欠く結果につながったと振り返っています。
ニュース概要

大ヒット漫画『進撃の巨人』の作者である諫山創氏が、物語の結末について一定の後悔を抱いていることを明かしました。主人公エレン・イェーガーに対して自身が寄せた共感や思い入れが強すぎたために、作品全体が積み上げてきた空気感に対して結末が誠実とは言い切れないものになってしまった、という趣旨の発言をしています。連載完結から数年が経った今、改めて作者自身が当時の選択を振り返った形となります。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
『進撃の巨人』の最終話は、連載当時から読者の間で激しく議論が交わされた部分でした。エレンという主人公の選択をどう描き切るかは、ジャンルの枠を超えた本作の根幹だったと思います。作者本人が「エレンへの同情心が強かった」と語っているのは、長年キャラクターと向き合ってきたからこその率直な吐露で、むしろ誠実な姿勢に感じます。物語の終わり方に冷たさや突き放しを期待していた読者からすれば「やはり」と頷ける告白かもしれません。一方で、作品が完結した後にも作者自身がこうして語り続けることで、『進撃の巨人』という物語が新しい解釈を獲得していくのも面白いところ。アニメ最終章で結末を迎えた今、原作と映像版それぞれの差分も含めて、もう一度読み返したくなるニュースでした。

