「ゲームのやり込みで大学の学費が浮く」——そんな夢のような話が、アメリカのUniversity of Silicon Valley(USV)から飛び出しました。特定のゲームで実績を極めたプレイヤーに向けて、年間15,000ドル(約230万円)の奨学金を支給するという、なかなか他では見ない制度です。
ニュース概要

カリフォルニア州にあるUniversity of Silicon Valley(USV)が、ゲーマー向けの新しい奨学金プログラム「Max Achievement Scholarship」を打ち出しました。年間15,000ドルの支給が受けられる制度で、対象タイトルには『World of Warcraft』(オンラインで多人数が遊ぶMMORPG)などが含まれ、ゲーム内実績のコンプリートといった「やり込み度」が評価対象になるとのことです。USVはゲーム開発やeスポーツ関連の学位を提供している大学で、その方向性に沿った学生を集める狙いがあるとみられます。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
親に「ゲームばっかりやってないで勉強しなさい!」と怒られてきた世代からすると、なんとも痛快なニュースですよね。ただ冷静に見ると、これはUSVがゲーム業界に進む学生を確保するためのブランディング施策としてかなり上手いなと感じます。『WoW』の実績コンプリートって、真面目にやれば数千時間コースの世界。それをやり切る集中力・計画性・コミュニティ運営スキルは、実際ゲーム開発やeスポーツ運営の現場で通用する素養だったりします。「遊びで培ったものにも価値がある」と大学側が公式に認めてくれる時代になってきたのは、日本のゲーム系専門学校や大学にとってもヒントになりそう。ちなみに『WoW』の全実績制覇プレイヤーは世界でもごく僅かなので、狙う人はそれ相応の覚悟が必要そうです。

