マーベル最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』を巡って、AIで作られた偽の予告編がネット上に大量にあふれています。先月のCinemaConで来場者向けに本物が披露されたものの一般公開はされておらず、その空白を埋めるように“盗撮風”のフェイク映像が拡散している状況です。
ニュース概要

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編は先月のCinemaConで来場者にお披露目されたものの、一般向けには未公開のまま。その状況を逆手に取るように、海外の個人制作者がネット上に出ている内容報道をベースにAIで“それっぽい映像”を生成し、しかもイベント会場でこっそり撮影したかのような手ブレ加工まで施したフェイク予告編が出回っています。コメント欄では「AIでも見られればいい」という声もあり、本物との見分けがつきにくくなっているようです。
出典: IGN Japan
ハマケンのひとこと
これ、ゲーム業界にとっても他人事ではない問題だなと感じました。映画の予告編が未公開のまま情報だけ先行する状態は、E3後のゲームトレーラーや非公開のクローズドβ映像などとも構造がよく似ています。実際、海外ではすでに「AI製のフェイクゲームプレイ動画」がSteamストアに紛れ込む事案も起きていますし、ファンの“見たい欲”が強いほどフェイクは育ってしまうんですよね。さらに今回の「会場で盗撮した風」という演出が厄介で、リーク特有のザラついた質感までAIで再現されると、SNSで一瞬流れてきた程度では本物と見分けるのがほぼ不可能になります。マーベル側が早めに公式版を出すのが一番の対策だと思いますが、今後はゲームのトレーラーリリース戦略にも「AI偽物が出回る前に正規版を出す」というスピード感が求められそうです。情報の受け手として、ソースを確認する習慣を改めて意識したいところです。

