『Deus Ex』『System Shock』などを手がけた伝説的クリエイター、Warren Spector氏が率いるOtherSide Entertainmentの協力型泥棒アクション『Thick as Thieves』について、Eurogamerが先行レビューを掲載しました。粗削りで未完成感もありつつ、意外と楽しめる一作だと評しています。
ニュース概要

Eurogamerが掲載したレビューによると、『Thick as Thieves』は喋る人形や謎のダイヤモンドを巡るキャンペーンを中心に、比較的短時間で遊べる構成になっているとのこと。一方で、当初想定されていたPvP要素から急遽方針転換した形跡や、ローンチ時点で内容が削ぎ落とされた状態であることが目立つと指摘されています。あちこちに粗さや継ぎ接ぎが残るものの、それでも遊び心地は予想外に良く、価格の安さも含めて好印象に受け止められているようです。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
Warren Spector氏といえば「イマーシブシム」(プレイヤーの自由な発想で攻略するシステム重視のゲーム)の代名詞的存在で、彼が泥棒モノに挑むと聞いて『Thief』の系譜を期待した方も多いはずです。ただ今回のレビューを読む限り、開発が相当に難航した跡が見え隠れする雰囲気で、当初うたわれていたPvPからPvE協力寄りに舵を切った経緯も気になるところ。それでも「安価で意外と楽しい」という評価に着地しているのは、根っこにある泥棒ゲームとしての設計思想がしっかりしている証拠だと思います。完成度よりも手触りで勝負するタイプのタイトルは、後から評価が見直されることも多いジャンル。価格控えめで友人とワイワイ忍び込めるなら、十分アリな選択肢ではないでしょうか。アップデートでの追加コンテンツにも期待したいです。

