店頭で売られている物理版のSteamギフトカードが、Valveの判断で姿を消すことになりました。理由は、このカードを悪用した詐欺被害が後を絶たないため。長年親しまれてきた決済手段だけに、ちょっと寂しいニュースです。
ニュース概要

Steamのウォレットに残高をチャージする手段として広く使われてきた物理版ギフトカードについて、Valveが取り扱いを終了することが明らかになりました。さまざまな金額で店頭販売され、コードを入力するだけで残高に反映できる手軽さから人気がありましたが、このカードを使った詐欺行為がたびたび報告されており、それが今回の決定につながったとされています。なお、デジタル版のギフトカードは引き続き利用可能とのことです。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
海外では「Steamギフトカードを買って番号を教えろ」という詐欺がかなり深刻で、特に高齢者をターゲットにしたケースが多発していました。役所や警察、配送業者を装って電話をかけ、「未払い金をSteamカードで支払え」と要求するという、冷静に考えれば無茶苦茶な手口ですが、被害が後を絶たないのが現実です。コンビニで手軽に買えてコード化された残高を即座に送れるため、犯罪者にとって都合のいい現金化ツールになってしまっていたんですね。Valveとしてもプラットフォームの信用に関わる問題なので、思い切った判断に踏み切ったのでしょう。日本ではプリペイドカード全般で同種の詐欺(いわゆる「電子マネー詐欺」)が問題視されているので、他社のカードにも影響が広がる可能性はありそうです。デジタル版は残るので、純粋にプレゼント用途で使いたい人は今後もそちらでどうぞ。

