1994年の名作FPS「System Shock」のリメイク版が、約8年という長期開発の末にようやく完成へと辿り着いた経緯について、共同ディレクターが裏側のエピソードを語りました。何度も延期を繰り返したこのプロジェクトには、開発を前に進めるための「ちょっとした抜け道」があったようです。
ニュース概要

Nightdive Studiosが手がけたSystem Shockリメイクは、Kickstarterでの資金調達からリリースまで約8年を要した難産プロジェクトでした。共同ディレクターはRock Paper Shotgunのインタビューに対し、開発期間中にゲームエンジンの切り替えなど大きな方針転換があったこと、そして「何としても完成させる」という決意のもと、開発を進めるために取られた巧妙な手法があったことを明かしています。一度は資金不足に陥り危機的な状況にも直面したものの、最終的に2023年のリリースまで漕ぎ着けました。
ハマケンのひとこと
System Shockといえば、後の「BioShock」や「Prey」など、いわゆる没入型シミュレーション(イマーシブシム:プレイヤーの選択で攻略法が変わるタイプのゲーム)の源流とも言われる伝説的タイトル。そのリメイクが8年もかかったというのは、ファンとしてはハラハラする道のりだったと思います。Kickstarter発のプロジェクトは資金管理やスコープ(開発範囲)の見直しでつまずくケースが本当に多くて、最近だと完成しないまま消えていく案件も珍しくありません。そんな中でNightdiveが諦めずにエンジン変更まで断行してリリースまで持っていったのは率直にすごい。共同ディレクターの言う「sneaky step(ちょっとズルい一手)」が具体的に何を指すのかは気になるところですが、こういう開発者の生々しい話は、レトロ名作の復活を追う者としては読み応えがあります。次は「System Shock 2」のリメイクも控えていますし、Nightdiveの今後にも注目したいですね。

