Steamのコンテンツ審査によって自作ゲームの配信が止まってしまった開発者が、待ちわびたプレイヤーへの謝罪として、「開発者自身をお仕置きできる」という一風変わった無料ゲームを公開しました。
ニュース概要

ホラーゲーム「Spanking Exorcist」を手がける開発者は、Steamのコンテンツモデレーション(プラットフォーム側による内容審査)によってゲームのリリースが大幅に遅れる事態に見舞われました。その経緯をファンに詫びるため、開発者は無料の”お詫びゲーム”を制作・公開。このゲームではプレイヤーが開発者本人を罰するという内容になっており、開発者自身は「楽しんでいただけたら嬉しい」とコメントしています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Steamのコンテンツ審査による配信遅延は、インディー開発者にとって長年の悩みの種です。特に成人向けや過激な表現を含む作品は審査のハードルが高く、リリース直前に足止めされるケースは珍しくありません。プレイヤーにとってもやきもきする状況ですし、開発者側のフラストレーションは相当なものだと思います。
そんな中、「自分自身をお仕置きするゲームを無料で出す」という謝罪の形は、なかなか見かけないアプローチです。自虐的なユーモアで状況を逆手に取り、ゲームのテーマとも絡めた一種のPRとして機能させているわけで、発想の柔軟さには素直に感心しました。怒りをユーモアで包んで差し出すような、インディー開発者ならではのコミュニケーション術とも言えます。
ただ、肝心の「Spanking Exorcist」本体がいつ正式配信にこぎつけるのかは、現時点では不明です。Steamのコンテンツポリシーとインディー作品の表現の自由をめぐる問題は今後も続きそうで、このケースがひとつの話題提起になるかもしれません。謝罪ゲームで笑いを取りながら、しっかりと問題提起もしているところが個人的には評価できます。

