またしてもSteamで配信されていた無料タイトルにマルウェア(悪意あるプログラム)が仕込まれていたことが発覚し、Valveによってストアから削除されました。今回の発端は、YouTuberのEric Parker氏による検証動画だったとのことです。
ニュース概要

問題となったのは、Steamで配信されていた基本プレイ無料のサバイバルホラー「Beyond the Dark」です。YouTuberのEric Parker氏が公開した検証動画で、このゲームが起動時にユーザーのPCから情報を抜き取る仕組みになっていたことが指摘されました。Insider Gamingがこの件を取り上げたのち、ValveはSteamストアから当該タイトルを削除しています。Steamでマルウェア混入を理由にゲームが取り下げられる事例は、ここ最近たびたび報じられている状況です。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
Steamでのマルウェア混入問題、今年に入ってから本当に目立つようになってきました。少し前にも「PirateFi」や複数の早期アクセスタイトルで似た事案が起きており、Valveの審査体制に疑問の声が上がっているのも事実です。今回特筆すべきは、セキュリティ系で実績のあるYouTuberが先に問題を発見し、コミュニティ側から告発が動いたという流れですね。プラットフォーム側の自動チェックだけでは追いつかない部分を、外部の目が補っているとも言えます。利用者側の自衛策としては、見慣れないデベロッパーの無料ゲームを安易にインストールしない、できれば配信開始から少し時間が経って評判が固まったものを選ぶ、といった姿勢が必要になってきそうです。便利な「無料」の裏側には、コストを払っているのが自分自身の個人情報、というケースがあり得ることを改めて意識したい話題でした。
