GTAシリーズの共同制作者として知られるRockstar Gamesの共同創設者、ダン・ハウザー氏が、ゲーム業界で白熱しているパッケージ版(物理メディア)の行方をめぐる議論に対して、自身の立場を明らかにしました。
ニュース概要

Rockstar Gamesの共同創設者であり、GTAシリーズを生み出した中心人物のひとりであるダン・ハウザー氏と、同スタジオで長年ライターを務めてきたラズロウ・ジョーンズ氏が、近年ゲーマーの間で盛んに議論されているパッケージ版ゲームの将来性について意見を述べました。ハウザー氏の主張の核心は「プレイヤーがそれを求めているなら、企業はきちんと選択肢として用意すべきだ」というもので、ユーザーの需要を重視する姿勢が見て取れます。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
パッケージ版ゲームをめぐる議論は、特に欧米のゲーム業界でここ数年ずっと続いているテーマです。大手パブリッシャーがデジタル販売に軸足を移す中、「ディスクを買っても実はダウンロードコードだった」といった問題が相次ぎ、ユーザーの不満が高まっていました。そんな状況でGTAという超大作を世に送り出してきたハウザー氏が「需要があれば供給すべき」と発言したことは、単なる一消費者の意見ではなく、業界の内側を知る人物の言葉として重みがあります。
ゲームのパッケージ版は、コレクターズアイテムとしての価値だけでなく、インターネット環境が整っていない地域のユーザーや、将来的なゲームの「保存・アーカイブ」という観点からも重要視されています。デジタルのみの販売では、サービス終了とともにゲームにアクセスできなくなるリスクがあるからです。ハウザー氏の発言は、こうした多角的な視点を後押しするものとして、パッケージ版の復権を望むファンには心強いメッセージに映るのではないでしょうか。業界全体がどう反応するか、今後の動向に注目したいところです。

