GTA 5のゲーム内物理パラメーターを書き換え、車両に働く摩擦力を完全にオフにしたところ、もはや「ゲーム」と呼べない混沌が広がったというPC Gamerの体験レポートが公開されました。
ニュース概要

PC Gamerのライターが、GTA 5において車両と路面の間に働く「摩擦係数」を無効化する実験を行いました。PCというプラットフォームの自由度を活かし、物理パラメーターを直接いじる手法で摩擦をゼロに設定した結果、すべての車両が路面を一切つかめなくなり、置いた瞬間からスケートリンクの上のように滑り続ける状態に。まともな操作はほぼ不可能で、20秒足らずの間に数え切れないほどの死亡を繰り返したと報告されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
GTA 5はリリースから10年以上が経過した今もPCではModやデバッグ的なパラメーター操作が盛んに行われており、こういった「物理法則を根底から壊してみる」系の実験コンテンツが定期的に話題になりますよね。
ゲームの物理エンジンは「摩擦が存在する」ことを大前提として設計されているので、その前提を取り払うと文字通りすべてが破綻します。ほんの少しでも路面に傾斜があれば車は止まらず、ハンドルを切っても向きが変わらず、ブレーキはただの飾り。プレイヤーキャラクターは車に轢かれ続け、車は車で壁や段差に衝突してクラッシュを繰り返す……想像するだけで笑えますが、当の本人には笑えない状況だったはずです。
「摩擦がなくなるとどうなるか」は物理の授業でも習う話ですが、ゲームの中で実際に体験するとその恐ろしさが身に染みるというのは面白い視点だと思います。GTA 6では物理演算がさらに進化すると言われているだけに、次世代作でこれをやると一体どんな地獄が待っているのか……少し気になってしまいます。

