「Ultima VI」「Deus Ex」生んだ伝説の開発者が引退、44年のキャリアに幕

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『Ultima VI』『System Shock』『Deus Ex』といったゲーム史に名を刻む傑作群を手がけてきたベテランクリエイターが、44年目のキャリアを目前にして業界からの引退を表明しました。

ニュース概要

Ultima VI・System Shock・Deus Exを手がけた開発者が引退表明

RPGの金字塔として知られる『Ultima VI』(1990年)、サバイバルホラーというジャンルの礎を築いた『System Shock』(1994年)、そして高い自由度で後世のゲームデザインに大きな影響を与えたアクションRPG(アクションとRPG要素を組み合わせたジャンル)の『Deus Ex』(2000年)——これらに深く携わったベテランクリエイターが、44年に及ぶ開発者キャリアに区切りをつける決断をしたと報じられました。

出典: GameSpark

ハマケンのひとこと

この3タイトルの組み合わせを見て、多くのゲームファンはすぐにウォーレン・スペクター氏(Warren Spector)の名前を思い浮かべるのではないでしょうか。氏はオリジン・システムズ時代の『Ultima VI』プロデュースから始まり、ルッキング・グラス・スタジオでの『System Shock』制作、さらにアイオン・ストーム・オースティン設立後の『Deus Ex』ディレクションと、まさにこの3作すべてに深く関わってきた人物です。

とりわけ『Deus Ex』は「プレイヤー自身の判断が世界の展開を左右する」という設計思想で、後の多くのゲームに影響を与えました。また『System Shock』はのちの『バイオショック』シリーズの精神的な源流と語られることも多く、これほど多くの影響を残したクリエイターが44年という節目で引退を選ぶのは、業界にとっても一つの時代の終わりを象徴するように感じます。

「引退」とはいえ、業界との関わり方が変わるだけで講演・教育・コンサルティングといった形で知見を伝え続けるクリエイターも少なくありません。どのようなセカンドキャリアを歩まれるのか、一ゲームファンとして引き続き注目したいと思います。

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