Redditのあるユーザーが、Valveのゲーミング筐体「Steam Machine」向けに大理石を削り出したフェイスプレートを自作し、その石材がミケランジェロの彫刻と同じ採石場に由来するという触れ込みで話題を集めています。
ニュース概要

Redditのあるユーザーが、ValveのLinuxベースゲーミングPC「Steam Machine」に取り付けるフェイスプレートを天然大理石で手作りしていることがPC Gamerに取り上げられました。この大理石は、イタリアの名彫刻家ミケランジェロが「ダビデ像」など数々の傑作に使用したとされるカッラーラ採石場と同じ場所から産出したものだと作者は主張しています。「同じ採石場から」とは言え、そこはあくまで「同じ場所」という意味であり、ミケランジェロが実際に触れた石である保証はありません。なんともロマンたっぷり(かつユーモラス)な触れ込みのDIYプロジェクトです。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Steam Machineといえば、Valveが2015年前後にリビングルームでのゲームプレイ体験を目指して展開したLinux搭載ゲーミングPCシリーズです。残念ながら市場での普及はあまり進まず、現在は事実上フェードアウトしている存在。そんな「忘れかけられたハードウェア」をあえて素材に選ぶあたりに、作者のユーモアと愛着が感じられます。
「ミケランジェロと同じ採石場から」というキャッチコピーは、もちろん厳密には「産地が同じ」という以上の意味はありません。PC Gamerの記者も「木でできた我が家のフェイスプレートは、樹木と同じ森から」と皮肉たっぷりに突っ込んでいます。ただそのユーモアをちゃんと理解したうえで楽しめるのが、ゲームコミュニティの空気感のいいところだと思います。
実用性はともかく、大理石の質感と重厚感をゲーミング筐体に組み合わせるというセンスは純粋にかっこいい。こういったDIYモッディング文化(ハードウェアを自分好みに改造・カスタマイズすること)の裾野の広さが、PCゲームコミュニティの面白いところのひとつだと改めて感じました。Steam Deckのカスタムシェルなど、バリエーションが広がっていく流れとも通じるものがありますね。

